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【メンター・インタビュー】GUPは悩んでもいい、ということを自信に変えられる場所(横山 素子 さん)

横山 素子 さん

GUP参加当時

GUPには、2018年と2019年に2回、参加しました。大学院生の時に、女子学生のリーダーシップや創造力を育み、未来の社会変革の担い手を生み出すための活動をしているNPO法人でインターンシップをしていたこともあり、GUPを通じて、自分がガールズたちをサポートする立場になれたら良いなと思い、参加を決めました。GUPでの繋がりがきっかけとなり、2019年3月に運営メンバーとして携わったTEDxFulbrightTokyoのイベントに、ガールズたちがボランティアとして参加してくれたこともありました。
 
現在、そして未来

現在は、大学で英語を学部1-2年生に教えています。英語が好きな学生も多いですが、嫌いな学生も一定数いるため、少しでも彼ら・彼女らに関心を持ってもらえるような授業をできるよう、日々心がけています。また、英語という言語そのものもさることながら、英語を使ったコミュニケーションが円滑になるきっかけとなれたら、と思っています。
 
学外では、パラスポーツをサポートするグループに参加しており、特にパラリンピック卓球の通訳や翻訳を通じて、国際大会のサポートをしています。今回のパラリンピックでは、特に新型コロナウイルス感染症拡大防止のための対策に関する規則が多く含まれており、選手たちはこれらを遵守しないといけません。ですので、これらの翻訳はとても重要になってきます。また、パラリンピアンたちが海外の選手らと円滑にコミュニケーションをとれるように、国際大会で実践的に使える英会話を練習するイベントも企画しています。オリンピックパラリンピックを超えて選手たちが国際的に活躍するお手伝いができればと思っています。
 
また、GUPのガールズたちが参加してくれたTEDxFulbrightTokyoのイベントも、新型コロナウイルス感染症の状況をみつつ、再開させたいと思っています。TEDxFulbrightTokyoのイベントは、Fulbright設立の精神「異なる文化の間の相互理解」を基軸にはしているものの、フルブライト奨学生だけではなく、色々な方に参加していただけるようにしています。
 
私は高校まで共学、大学は女子大という環境で育ちました。学園祭の時など、共学だと、自ずと男子は力仕事、女子はそれ以外の仕事、という役割を与えられがちですが、女子だけの環境だと、女子でも男子の役割を担わなければならず、それが自分自身を見つめ直す良いきっかけとなったように思います。
 
ガールズに一言

自分が中高生のときには、不安が不安を増大させていた時期もありました。そんなとき、GUPに参加していたら、自分以外の人も同じような悩みを抱えているんだと知り安心できたと思います。悩みがあるガールズたちは、GUPを通じて自分と真摯に向き合い、自信が持てるようになって欲しいと思います。
 
聞き手・文責:金森サヤ子